取り組んだ方々の声

体験談 HMくん(5歳・香川)

検査結果から見えた一筋の光

それから約1ヵ月後、届いた検査結果を見て、内容が息子の症状にぴったり当てはまっていて驚きました。
とてもショックは感じましたが、検査結果が出たことで安心した自分もいました。
それは検査で分かったことがたくさんあったからです。
息子には水銀の蓄積が多いこと、それを取り込みやすい遺伝的な原因があること、お魚や飲料水、調理器具など、日常生活において、たくさん有害ミネラルを摂取していることも初めて知りました。
それ以外にも乳製品の分解が上手くいっていないこと、それを摂ると脳に影響があることなど、結果から主な原因がわかり始めました。
もうその時には、ショックよりも「原因がわかれば、もしかしたら完治するかもしれない」という一筋の光が見えていたのだと思います。

現実を受け入れて、改善を目指す

診察を受け、「食事療法とサプリメントで改善できる」といわれた時には本当に嬉しかったのですが、「サプリメントで治療」をすることには不安と違和感がありました。
そこで、「どうしたらより改善するのか」自分でもインターネットで調べ始めました。
ところが、私が調べたサイトには悪いことばかりが書かれていて、だんだん調べることも苦痛になっていきました。
「もしかしたら成長するにつれて改善するかもしれないと」と自分に言い聞かせて、それからはインターネットに向かうことをやめました。
治療に取り組み始めましたが、それでもやはり気持ちのどこかでは「自分の子供が自閉症」という現実を受け入れることはできていなかったように思います。辛くて、毎日、毎日泣いて過ごしていましたから・・・。
私がそうしている間も、義母と義姉は息子のために色々情報を集めては、私にアドバイスをくれました。
「家族皆が必死で息子のことを考えてくれている…。」
私がやっと、現実を受け入れて頑張らなければいけないと思えたのは、家族のお陰でした。

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